子どもの本当の良さを引き出す指導・支援って

今日は卒園式・修了式に向けて全体を通しての総練習をおこないました。卒園式で役割のあるPTAの役員のお母さん方にも当日とおなじ動きを確認していただきました。

美晴では毎年 「春分の日に全園児で卒園と修了をみんなでお祝い」しています。その事の意味を 残念ですが若い保育者は十分理解してはいないようで 的確な指導や支援がなされているとは言えない様子があります。

大人が強制的に式典行事らしい状況に子どもたちを追い込むことは 実はそう難しいことではありません。そうではなくて 互いの成長を認め合い喜び合うという場をいかにして子どもたちを主人公に実感をともないながら織りなしてゆくか…。

カギになるのは子どもたちとの「対話」です。一方向での指導や支援ではなく いかにして不安や戸惑いも含めて子どもの思いをうけとめながら気持ちを一にする一体感を醸し出してゆくか…。まさに 保育者の力量が問われます。

保育者のこころの準備や思い入れはまだまだだけれど 子どもたちのなかには すでに卒園式 修了式の意味を感じ取り程よい緊張感が宿っています。厳しい言い方だけれども 保育者の方が気後れしています。

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