英気を養った研修会!

明日からいよいよ8月ですね。みなさん、夏休みはいかがお過ごしですか? 台風一過、晴天続きなので海やプールに楽しんでいるかもしれませんが、まだまだ暑さ厳しく、プールに入っていても熱中症になる心配があるので気をつけてくださいね。

そんな夏休み、先生たちは休みを利用して保育の向上にと研修へ行かさせていただいています。

今回、私と平先生とで参加したのは「新幼児教育研究大会」です。幼児の発達の真の姿に深く学ぶ教育を志しておられるので、始まる前から大変楽しみでした。

いつもなら全国各地の保育者から保育の発表などがあるのですが、今年は創立40周年記念ということもあるのか、3人の方の素晴らしい講演を聞くことができました。

歌手の由紀さおりさんによる「美しい日本語の歌を伝えたい」、100マス計算や漢字の反復学習で基礎学力の向上を実現されている陰山英男さんの「一年生の壁を越えられる幼児教育の在り方」、京都大学高等研究院特別教授である松沢哲郎さんの「チンパンジーの親子と教育」です。

最前列に席を陣取って由紀さおりさんの美声に聞き入るだけでなく、児童文学者の鈴木三重吉が創刊した「赤い鳥」から、日本語の旋律に合ったメロディーを作ってきた北原白秋や山田耕筰、西条八十といった先人の音楽に対する熱い思いを知り、日本の言葉や文化を本当に次世代へ伝えていきたいと感じたのでした。歌の新たな発声方法も教えていただいたので、2学期が楽しみです!

 

ききょう担当として心に残ったのは、勉強とは集中する練習で、子どもが集中していることは続けさせることが大切だという言葉でした。難しい問題をする前に集中力を高める活動を行うと良いとのことでした。一定時間当たりの処理力が高くなるために時間感覚が重要になってくるので、就学前に腕時計を使用するのは良いことだそうです。今までも時々は使っていましたが、ストップウォッチやキッチンタイマーなどを学習に使って集中力を高める方法も日常的に取り入れていきたいです。

長年、就学前にひらがなが読めて名前が書けるぐらいでいいと言われていましたが、ゆとり教育の見直しもあって教科書が厚くなっている現在は、計算も少ししておいが方が良いとおっしゃっていたことに、授業内容の量や速さの変化を感じたのでした。

研修に参加すると、“ああ、これを子どもたちと一緒に取り組んでみたい!” と、先生たちも気持ちが高まってきます。みんなの成長していく姿を見るのが何よりうれしいです。早く、みんなに会いたいな♪

梶田先生 新幼研写真

Maikka