目からうろこ!

 

新学期が始まろうとしていたある日のこと。昔、自分が出版した本(保育者と子どもの心の通い合い)のシリーズの中の一冊を取り出し見ていたところ、思わぬ掘り出し物がありました。それは“幼稚園の新体操”という題名でした。

新体操?と首をかしげられる方が大方だとは思うのですが、オリンピック種目にもある正真正銘の“新体操”です。新体操の中には、ロープ・輪・ボール・リボンの4種目があります。言葉を変えれば、ロープは縄、輪はフープを意味しています。

ところで、広野幼稚園の年中児は、縄跳びやフープに挑戦しています。縄跳びのスタートは縄遊びです。縄跳びは新体操で言えば、縄の演技です。この種目の基礎は、縄跳びのスタートにつながっているはずです。

新体操と言えば、きれい・難しいと思いがちですが、考え方を変えれば、まったくの逆、“縄跳びの指導のスタートは新体操にあり”と考えれば、子どもたちにとって、今までよりもずっと楽しく縄跳びに取り組めるのではないでしょうか。

自称 保育バカ