“立命館小学校メソッド”(宝島社刊)を読んで

この日曜日も台風が来ているというので、1か月前の動物園行きに味をしめ、国立博物館で開催されている国宝展へ。到着を9時20分と決め駐車場を目指しましたが、二匹目のドジョウは居ず、すでに満車、そればかりではなく、入場券売り場はすごい人だかり、相当以上に雨も降っていますので、これはたまらんと、さっさと家へ帰ったのでした。

 

 

それではと、選挙に向かったものの、その後は、ひまでしたので、昨日書店で購入した一冊の本の続きを読むことにしました。立命館小学校メソッドというタイトルで、作者は立命館小学校教頭、深谷圭助氏です。出版は10年前、この小学校が開校して6か月後です。楽天イーグルス対ソフトバンクホークスのクライマックスシリーズを見ながらの読書です。あまり熱を入れて読んでいた訳ではありません。

 

 

読んでいる途中、“あれっ”と思ったことは、非常に失礼な言い方ですが、目次だけをたどれば、著者すなわち、立命館小学校の教育のおおおかたが分かるのではないかということでした。このように思ったのは、現在、自分たちが世に出そうとしている本も、目次の重要性、小見出しの重要性を言っていたからでした。

 

 

少し、その目次をたどりますと、

序章 子どもの「学ぶエンジン」にいかに火をつけるか、

子どもの力をあなどってはいけない

第1章 驚異の「辞書引き」学習法

小学校1年生から国語辞典を使う理由

第2章 子どもがどんどん辞書を引くようになるには?

子どもを辞書に目覚めさせる! 親ができる「種まき」

 

 

第3章以下は略しますが、普通に考えると“辞書は引くもの”でしょうが、この小学校では“辞書は読むもの”であるという指導法と、調べたところに付箋(ポストイット)を貼るということでした。

 

 

子どもたちは何事においても“量が増えることを喜ぶ”という思いを持っていますので、“なるほど、なるほど”と共感したのでした。   園長