本造りの過程からイメージしたこと

おかげさまで、広野幼稚園の先生方が本を出版する運びとなりました。いくら保育に情熱を注いでいると言っても、地方の一幼稚園が東京で出版するなど、普通はあり得ないことです。出版社との間で出版までこぎつけていただきました、前日体幼稚園園長の丸山克俊先生のおかげと改めて厚く感謝申し上げます。

 この本造りの過程で、広野幼稚園としては、もう少しこうしておけばよいのではという点も見えてきました。最大の一つは、日々の担任の先生方の労力を少し減少させようというもくろみです。

現在のところ、今回の出版では、一気に2冊を上程しようということになっているのですが、その“行事編”を造っている過程で思いついたことは、担任だけで行う小さな行事のグッズ(絵本、フィギュア、置物など)を一つの箱にまとめて保管しておけばという考えです。大きな行事のグッズは、それなりに揃えてあるのですが、月ごとにある小さな行事、たとえば、動物園行きなら、京都市動物園の園内図とか、絵本のブックリストには載せていない、“どうぶつえんのおいしゃさま”とか、エリック・カールの“ZOO”などの絵本であるとか、フィギュアや塑像なら園内にあるリストを作り、ごく短時間で取り出せるようにしたら、各担任たちも今までより自分の時間をより有効に使えるのではないかと思ったのでした。

ある程度の費用と深いイメージ力が必要ですので、“言うは易く行うはなかなか難しい”問題でしょうが、せっかく、“天から指示された仕事か?”とも思いますので、ちょっとがんばってみようかなと思っています。
乞う、応援!              自称 保育バカ