ノーチャイムデーの改善

言うまでもなく、子どもたちの自主選択性であっても、保育者サイドが無計画では子どもたちの保育環境は満足すべきものとはなりません。

 

反省文の形になりますが、この日の指導案、日ごろの忙しさにかまけて、あまり改善されてこなかったことに気づき、少しずつではありますが、P(計画)D(実行)C(反省)のサイクルを回し始めたところです。

 

まずは、一回だけで交代していたテーマの担当者(例、小さな積み木で遊ぼうなど

子どもたちにとって日頃のクラス単位の活動と違って、自分の興味関心の高い活動を自主的に選ぶノーチャイムデー。これを始めてから早や20数年の月日が過ぎました。

 

)を2回連続して受け持つことにしたのでした。連続して受け持つことは、一回目に受け持って“こうしておけば良かった”と思った点を、次回の環境構成や指導で生かせるとともに、指導案にもフィードバックできる可能性が高まると思ったからです。指導案が高まるということは、大なり小なり子どもたちを取り巻く環境が、少し充実したものになります。

 

この流れが、先週の金曜日に初めて実現しました。各担当者からこの日行ったすべてのデイリープログラム(指導案)が自分の手元に提出されました。

この土曜日、広野幼稚園では“ききょう塾”のお餅つきの日だったのですが、これを欠席し、丸まる一日を使って前日に実施したデイリープログラムを見直したのでした。量の多さに加え、同時に質の見直しも行うのですから、結構、頭を使った重労働でした。

 

全体的な評価としては、まずまずだったと思いますが、改善すべき点も10数点、見つかりました。この作業中気づいたことは、このプログラムを土曜日に出勤している保育者がこの日に出席している子どもたちを相手に実践するようにすれば、徐々にではあっても着実にプログラムが進歩するとともに、出席した保育者も成長するのではないかと思った次第です。

(自称 保育バカ)