隣の学区の運動会へ(実は、祭りに変身)

年のせいで、運動会の翌日は休養に当てました。次の日が雨だということでしたが、起きてみると、何となく実施される予感がして朝の9時半には、家を出たのでした。なぜ、出向くかと言えば、来年度の運動会に何か役立つ物はないかという理由でした。

自分が住んでいる学区の町内対抗の運動会は、出場をも含めて30回以上は出ていますので、出場のお呼びがかからなくなったのを幸いに、小学校卒業後は一度も伺ったことのない隣の仁和小学校という学校の町内の運動会に出向いたのでした。

途中、土地の所有者である立本寺が、仁和児童公園を廃止して養護特別老人ホームを建築するということに反対するのぼりが林立する仁和寺街道を西に進むと、まもなく目当ての小学校の裏門に出ました。

着いてびっくりしたことは、この校区の町内対抗の運動会がなかったことでした。

少し前までは、京都市内で一斉に行われていたからでした。子どもたちが作った‘“仁和祭り”のポスターがところどころに貼られていました。

“‘えっ”と思いながら、校門を入ると、校庭が縁日の様相を呈しています。そこで気づいたことは、校区の有識者が、今の時代は運動会よりも年齢層が幅広い、祭りという形をとったほうが、校区民に喜ばれると思い、運動会→祭りへと舵を切られたのではないかということでした。

体育館ではフリマ(フリーマーケット)が盛況でした。バザーという形を取らずにフリマという形に感動しました。今風と思ったのでした。スペースの広さは5平方メートルだったでしょうか。1スペース500円ということでした。

売り上げに協力せねばと(?)と二つのスペースで絵本を4冊購入しました。ぐりとぐら、ねずみくんのチョッキ、てぶくろ、ひとまねこざるです。いずれも、発刊以来50年を越える年月に耐えてきた名著です。      安価でラッキー。

この帰り、校門のところで、広野幼稚園の保護者とお出会いしました。お名前もお顔も存じている方でしたので、これもラッキーでした。          園長