玉入れの人数調整を数式化

単に赤白の玉を籠に入れて楽しむだけでは何の問題も起こらないのですが、いざ、運動会などで勝負となると、クラス間の人数の問題が浮かび上がって来ます。クラスの数が多く、同年齢のクラス間で人数調整をできている時代はよかったのですが、クラス数も減り、一回で勝負を付けなければならなくなってきますと、数を合わせるということにも少々神経を使わなければならなくなって来ました。

 

そこで、考えました。クラスの人数が4人も違えばどうなるか、さてさて、どうしようかと考えていますと、この瞬間に限って、ひとりでに答えが浮かび上がって来ました。それはどうするか、以下の通りです。

 

データ作成のため、籠の高さは一定(2メートル)、籠の直径は50センチ、この試合への参加人数は各チーム30人ずつに統一します。足りないクラスには別のクラスから一人・二人応援参加し、どのクラスも一定になるように調整します。

 

そうして、1分間の練習試合を1回行います。1クラス(30人)が1分間に何個入れるか数えます。3チームが参加して、Aチームは15個、Bチームは16個、Cチームは14個入ったとしましょう。この3チームの数を足し算すると、45個。この45を、1チーム(30人)×3=90(合計参加人数)割りますと、1分間に二人の子どもが1個入れる計算になります。

 

これだけでは、データ不足なので、1分間の試合を5回行います。5回もやればそれなりの平均値になります。回数が多ければ正しい測定値に近づきますが、それほど、丁寧にやる必要性もないでしょう。

 

ここまで、来ると、自明の理です。仮にDチームが34人いたとすると、他の3チームは30人、34-30=4人です。4人が1分間に入れる球数は2個という数字が出て来ます。仮に、A、B、C、Dの4チームが同時に試合をしたとすれば、A、B、Cの3チームに初めからボールを2個ずつ入れておけば、まったくの平等という理念が実現される訳ですが・・・。

 

ここまで、するかどうかは各幼稚園の理念の問題でしょう。

自称 保育バカ