蚊取り対策について

第2回のオリンピックが開かれるブラジルにおいて、蚊に刺されて起こるジカ熱対策が大きな話題になっています。特に妊娠中の女性が刺されると小頭症の子どもが生まれる確率が非常に高いようです。

また、一昨年だったでしょうか、東京の明治神宮外苑において、アフリカで発生していたデング熱の感染が心配され、立ち入りが禁止になったことは、耳新しいところです。

広野幼稚園というところは、比較的“自然のままに”という考えももっていますので、蚊に対してさほど関心をもつことは少なかったのでしょう。しかしながら、上記のような社会情勢に加えて、地球の温暖化による熱帯地方原産の蚊の北上などが重なりますと、“無関心は悪”という考えに向かわざるを得なくなりました。

こう結論づけますと、動くのは俊敏です。ある日、新聞の3面あたりに掲載された台湾の企業に買収されたというシャープから発売された、生きている蚊を呼び寄せ、蝿取り紙の要領で捕捉する空気清浄器の記事が目に留まりました。

さっそく、ネットからその詳細を引き出し、試しに、2台だけ予約購入をしたのでした。以外にも、入荷までに日にちがかかりましたので、よく売れているのだろうなと思ったものでした。

入荷後、あるクラスで1・2日実験しますと、その効果は絶大(?)と判断しました。そこで、久御山のヤマダ電機に5台予約したのですが、入荷までに日数がかかるとのこと、これでは、役に立たないと京都ヨドバシカメラに並んでいた5台をその日に購入、その後、ヤマダ電機の予約分も入荷しましたので、まずまずの態勢となりました。

ところが、砂場で刺されることも多いとの話も聞きましたので、K先生がゼラニウムの一種という蚊取り草を購入して来てくれましたので、続いて、4個ほど追加しました。気休めかとは思いますが、ないよりあるに越したことはないと思っています。

一方、園を取り巻く環境に目を配らねばと、雨天後の朝には、水たまりの撲滅に乗り出しているところです。

園長