球根さん、おつかれさま

季節がどんどん早く訪れているのか、すっかり夏の日差しに近づき、日中は汗が拭き出すようになりましたね。

春、子どもたちを温かく迎えてくれていた花たちも顔ぶれが変わり、次の季節の花へバトンタッチしています。

昨年の秋に、幼稚園選びで広野幼稚園にお越しくださった方にプレゼントいたしました水仙の花も、そろそろ葉が枯れてきたのではないでしょうか。光合成ができなくなったサインを受け止め、園で植えていた水仙も掘り起こすことにしました。

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今年、葉はたくさん出しているのに花があまり咲かなかったので、どうしてかと思っていたのですが、運転士さんの長野さんと山本さんに土を掘っていただくと、球根を植える深さが、少し深すぎたかもしれないようでした。光が当たらなかったね、ごめんね。。。

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今年、花を咲かさなかった分、球根がふとって大きくなっていたので来年に希望を持つことにしましょう。

水仙が咲いていた花壇の前には、子どもを背負うお母さんの像があるのですが、その母子像と水仙を見ていると、思い出す絵があります。

いわさきちひろさんの「水仙のある母子像」という絵なのですが、お母さんの優しさと強さが、水仙の花の持つ凛としたところと重なっていて、大好きな絵の一枚です。

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掘り起こした球根さん、おつかれさま。そして、秋までゆっくり一休みして、また次の生命を咲かせてね。

暑いなか、運転士さんもありがとうございました。

Maikka