有意義に転じた園内講習会

25日、背が低い子どもの成長についてもう少しスポットを当ててほしいという要望を持つ薬品会社の方々とこの会社から派遣された伏見区の小児科医、M医師を当園の講堂に迎え、講習会を行いました。幼児教育では、さほど気にも留めない“成長と身長”との相関関係のついて、ある程度の配慮が必要ということでした。

しかし、このことよりも、この講習会で反省させられたのは広野幼稚園の子どもたちの保健に関するデータを、もう少し整理整頓したほうがよいのではないかという自己反省でした。

そこで、講習が終了した11時40分過ぎより、毎月測定している身長・体重を一つのフォーマットに従って全担任が自分のクラスの子どもたち一人ひとりを入力し、それを身長順・体重順に並び替え、自分の頭にインプットするとともに、体重を身長で割った“カウプ指数”を算出し、肥満状態の子どもはいないか、いるとすれば誰かを、パソコンのエクセルの力を借りて、一気に把握できるようにしたのでした。

ヒョウタンから駒とは言いますが、講習の内容はともかく、有意義な講習会になったのではないかと思います。

その後、広野幼稚園のエースの一人、S先生がパソコンを駆使して、学年別の園児のデータを集計し、満3歳児、年少児、年中児、年長児のすべてのデータを身長順、体重順、カウプ指数順に並べ換えることができました。

この間、わずか1時間ちょっと、今までのデータの整理の遅れを一気に詰められたのではないかと喜んでいます。

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園長

今年もムクゲの花が!

いちご組の裏に植わっているムクゲの花が、今年も開花し始めました!

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今はまだ一輪しか咲いていませんでしたが、少しずつ蕾もできてきていましたので、これから順番に一日花が咲き始めて10月頃まできれいな花を咲かせてくれることと思います。

きれいな花がたくさん見られるといいですね♪

みなさんも楽しみにしていてくださいね♪♪

 

 

作文の会の全国大会の開会のご挨拶で

少し旧聞になるのですが、8月1日・2日に重要文化財の建物が立ち並ぶ、京都市内の西本願寺の境内にある龍谷大学の松原学舎において、日本の小学校の作文教育をリードしてきたとも言える綴り方教育研究会の全国大会が開催されました。

64回を数えるこの会は、全国の小学校の教員たちが自主的に集まり、運営されて来たもの、今回は300名を越えたということで、主催者方は大喜びの様子でした。京都での開催ということで参加された方も多かったようでした。

小学校の教員以外の参加者は数少ないなか、広野幼稚園からは3名が参加させていただきました。綴り方教育に生涯の多くの時間を割いてこられた宇治市のK先生からのお誘いに乗ったものです。このような機会を作っていただきました先生に紙上ではありますが、厚くお礼申し上げます。

2日目の帰り道での出来事は、当日のブログに書いたとおりなのですが、最近気が付いたことは、この大会の1日目に行われた会長先生による開会の辞の中に一通の小学生の作文(それも、全文)が読まれたのでした。

4年生の女の子が友達関係について書いたものでしたが、なんとなんと、この作者は大開小学校の在校生で、広野幼稚園の卒業生だったのです。開会の辞は、少し耳が遠いため、多分いいかんげんに聞いていたのでしょう。ひととき、せっかくのチャンスを逃がしそうになっていたのでした。

ところが昨日、職員室での今夏の研修会の報告会を行っていたところ、改めて、会長先生のご挨拶の原文を読み返しますと、見たことのある名前に出会ったのでした。少し自信がなかったので、以前に年長組の担任を持ったことのある先生にたずねますと、間違いがないということでした。

いずれにしても、卒業生の活躍は私たち保育者の励みです。久し振りのビッグニュースに職員室は沸き返ったのでした。

今では6年生になっておられるであろうN・Wさん、おめでとうございます。

ご両親様、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。

園長

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