またもや、三隣亡?

ある日の土曜日、お仏壇周辺の掃除を終え、お寺のお墓の掃除に出向きました。

かなり強い日差しのせいか、猫の子一匹いないなか、少しはご先祖のことを思い浮かべながらも、

比較的簡単に済ませ、お寺を後にしたのでした。

 

この帰り道、家から二丁足らずのあるお店で、手書きの貼り紙を見つけました。

そこには“すずむしをもらってください”ただし“入れ物をもってきてね”と書いてありました。

 

即座に、頭に浮かびました。それは、この鈴虫の飼育箱を囲んで子どもたちが

語り合っている姿でした。このお店では、まったく買い物もしたことがないので、結構勇気が

いるなあと思いつつ、後刻、おうかがいしようと心に決めたのでした。

 

帰宅後、すぐに、幼稚園の日直者に電話をかけ、「かくかくしかじかだから、鈴虫の

飼育法を勉強しておくように」と依頼したのでした。

 

この後、すぐに、量販店のコーナンに車を走らせ、飼育箱とマット、えさと水分を

購入し、帰途についたのですが、その途中の交差点が右折禁止であることに気付いたのでした。

それなら、一度、家に帰り、改めて、歩いてからうかがおうと決めたのでした。

 

ところが、家に帰ると、生来の怠け癖が首をもたげ、折りからの連日の猛暑日の予報も

あいまって、夕方にするかと勝手に決めたのでした。

 

その後は、敦賀氣比と高知明徳などの高校野球を見て、ようやく、5時前、閉店

になっては大変と重い腰をあげ、300メートルたらず西のそのお店に向かったのでした。

 

ここまで、読まれた方のご想像どおり、その貼り紙は外されていました。

それでも、思い切って声をかけますと「ほんの少し前にもらっていただいた方でおしまいです」

ということでした。

 

“ああ、朝から運がいいぞ”と走り回ったのは、何だったのか?と慨嘆しながら

とぼとぼと家に帰ったのでした。

 

自称 保育バカ

京の七夕は?

確か、5年ほど前から、夏枯れの京都の観光の一つの目玉にしようかと始められたのではないかと思う、“京の七夕”。

2年ほど前にも、このブログで書いたこともあるかと思いますが、その後は、どうなったのでしょうか。

 

堀川会場と鴨川会場の二つがあることはご存じの方も多いと思いますが、(堀川会場に限っての話ではありますが)

残念なことに、あまり大きな声では言えないのですが、当初の意気込みよりは少し地味化しているのではないかと思われます。

 

猛暑が少し治まった午後7時半、家を出て、足を東に向け、堀川通りを目指しました。

イベント会場の西側の通り、堀川商店街でお店を開けているところはまばらです。

イベント初年度の熱気は、今いずこといったところです。

 

丸太町通り、駿台予備校、ひまわり幼稚園を過ぎますと、二条城の東南角です。

毎日の通勤時、二条城の前のくるまの混みようをイメージしながら、人の流れに沿って、入場は無料となっている

二条城の門をくぐり、本丸御殿の前に出ます。ここでは、今年が琳派(京都画壇の祖、尾形光琳)400年と言うことで、

本丸御殿の壁面にライトを照射し、それなりの思い出を演出しています。

 

二条城を出て堀川通を横断するのに、4回信号待ちをさせられました。それなりの人出なのでしょうか。

これなら、通勤時の混雑も辛抱しなければならないと思いました。

 

御池通りの少し北で、普段はほとんど人が歩かない人工河川に沿って北に足を進めます。

言いにくいことではありますが、御池通りから丸太町にかけてはあまり見栄えがしなかったのは、残念でした。

 

照明には、多くのお金と人手を要するものと推察はしますが、白い光を発していたLED照明のボールの貸し出しが

なくなったのが、明るさを乏しくしている要因の一つではないでしょうか。さほど人出も手間もかかるとは思えないので、

早急な復活を要望したいものです。(また、7月7日に行われている近辺の神社仏閣の七夕行事を移動してもらうようには

ならないのでしょうか。)

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園長